石田三成の言葉から
『義を捨て人を欺きて、
裏切った者は、
武将の恥辱、
末の世まで嘲笑されるだろう』
今の世にも
通ずる言葉ですね〜(^ ^)
私は、石田三成も
徳川家康も大好きです。
この方たちのお陰で、
今の日本がありますもんね(^ ^)
―詳細記事―
石田三成の言葉から
『義を捨て人を欺きて、裏切った者は、武将の恥辱、末の世まで嘲笑されるだろう』
これは戦国時代を生きた石田光成の言葉です。関ケ原の戦いにおいて仲間に裏切られ敗北した石田光成の言葉だからこそ、現代の我々の心にも深く響くのでしょうね。もともとは同じ秀吉の部下だった武将たちに裏切られ、これまた秀吉の部下だった家康に天下を渡すことは、さぞ無念だったことでしょう。
さて我々は、先人たちの言葉から多くのことを学び私たちの人生の指針としなければなりません。それこそが先人たちへの最大の敬意の表明であり彼らの言葉に意味を与える行為だといえるでしょう。
ナポレオン・ヒルの成功哲学のなかには、“パースナリティ”という項目があります。石田光成が言っているのはまさにこの“パースナリティ”の部分だといえるでしょう。ナポレオン・ヒルの言う“パースナリティ”とは、単純明快です。簡単にいえば、人に好かれる人になれ!ということです。日本の学校教育で何度も何度も復唱されてきたことですね。
ただ、格言とは、言うのは簡単ですが実行に移すのは難しいものです。
人間、育ってきた環境も違えば何に価値を置くのかという基準や何を幸せだと感じるか、何をつらいと感じるかも違います。現代社会では、情報の多様化にともなって、一般人であっても世界中の様々な思想に触れることができるようになりました。また、近代化に伴って人々は多忙化し、周りの異なった考え方に寛容となる余裕は失われつつあります。
こうした状況のなか、他者とうまくやっていくにはどうすればいいのか。現代に生きる我々は必ずと言っていいほど、この対人関係の悩みを持っているものです。
簡単にできる一つの解決方法があります。それは、“自分がしてほしいことをまず相手にしてあげること”です。「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれません。「そんなことをしたところで悩みがなくなるもんか」とさえ思われるかもしれません。
しかし断言致しましょう。これさえ実行に移していれば、必ずあなたの対人関係は変わります。これはある種、魔法とさえいえる代物なのです。
心理学では“好意の返報性”という言葉があります。これは、好意を与えられた人が、その好意に無意識に応えようとする心の仕組みです。親切な行いをされてありがたく感じ、その人のために何かお返しをしたくなったことはありませんか?その心の動きは、人間の普遍的なものなのです。
また、幸せとは何なのか、と悩んでおられる方もいるでしょう。一つこの問いに耐えうる答えを提示しましょう。それは、与えることです。自分自身の幸福ばかり考えていては真の幸福感は得られないという、逆説的なロジックがここにはあります。人は、誰かを幸せにしてはじめて自分も幸せになるのです。子どもをお持ちの方ならお分かりだと思いますが、子どもが幸せそうにしている姿を見ると、それだけで自分まで幸せになってしまいます。
つまり、自分だけの幸せなんて底が知れているというわけです。人は、何かを人に与え、人に感謝され、人を幸せにすることによって、はじめて真の充足感、心が満たされていくという感覚を覚えるのです。
私たちも、日々誰かに、愛を“与える”側でいたいものですね。